社畜友人帳4話「新人研修の怪 その1」
つづく
ずいぶん前に描いてたのに載せるのが遅くなりました。
マチアソビレポより先に描いてたのにね。
とりあえず解説。
新人研修ですが、これ企画部に配属されたわけではなく
プログラマとデザイナーの研修です。
え?プログラマやデザイナとして技術的な研修をするんじゃないの?
と思いました?
アホな企業にはそんな常識的な考え方は通用しませんよ!!
とにかく我々の会社では一切技術的な研修は行われませんでした。
企画をそれぞれ考えてそれをコンペにかける。
最終的にそれを形にするんですが、どうも役員はこの「企画を形にする」という段階で技術的な事を全部学べるだろうと思ってたみたいです。
学べるわけねーだろ
これも後にどんな様子だったか描きます。
まぁとにかく技術的な研修が一切無いわけで、最初は時間がクソ余ります。
正直企画書も戦わせる前の段階で、全く書く事がありません。コンセプトだとか、ターゲットは誰だとか、ビジネスモデルも簡単にというわけです。
こんなの1日あったら誰でも出来上がるんですが、何故か残業を強いられるわけです。
「いや、やる事無いんですけど・・・」
同期は皆そう思っていましたが、この研修担当が発した
「下の階ではまだ先輩社員が頑張ってるんですよ!」
という言葉で一気に帰りづらくなりました。
それからというもの研修担当がずーーーーーーーーーっと見張ってるんです。
この時から残業体質に耐性を付ける為の訓練が始まっていたんだなと今となっては思います。
新人研修というなの社畜養成訓練が今まさに始まろうとしているのでした・・・