社畜友人帳

社畜と愉快な仲間たち

社畜友人帳第5話 「新人研修の怪 その2」

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はい、第5話です。

前回の発言から「帰ってもいいぞ」みたいな雰囲気になるのは21時半ぐらいだったので新卒達の間では17時半の定時を「仮定時」、21時半を「本定時」と呼んでいました。

何を言っているかわからないと思いますが頑張ってついてきてください。

「仮定時では帰ってはいけない。あれはあくまで(仮)であって帰っても良いのは
21時半の本定時だけ。あれが本当の定時なんだ・・・」みたいな事を言ってました。

この給与説明があった時は連日22時退社で、帰ったら23時。
もちろんまともにご飯食べてないので、そこからご飯作ったりお風呂入れたりで終わったら夜中の1時から2時の間くらい。
ちょっとネット見て、自分の時間を30分ぐらいとって、寝たら朝の7時には起きないと
9時始業(実はコレにも裏ルールがあるんですけどまた別の話)に間に合わないので、
だいたい睡眠時間は4時間から5時間ぐらいでした。

22時退社を1周間も続けると人間はダメになってしまうんだと、この時知りました。
何週間かしてから定時退社するんですけど、その時夕暮れを見て
「夕暮れってこんなに綺麗だったんだ・・・」と感動したのを今でも覚えています。

これから先は研修の内容を少しずつ説明していこうと思います。
21時半定時、3万も低い基本給と、この会社の変な所がどんどん出てきます。
頑張って描きます。

 

以上。

 

以下おまけ

 

理解に苦しむ数々には何が書かれていたか?

・基本給が実は3万少なかった
・実は平均給与を貰っている人間はごく一部の人間だった
・給与は毎年●●円とかじゃなくてランクとやらが上がらないと昇給しなかった
・そのランクの上がる基準は曖昧社員のほとんどが新卒と同じランクだった
「デザイナーは大した仕事をしてない」という理由で賞与が他の社員の半分だった
・賞与はランク上位の人間がたくさん貰えて現場社員はその何倍も少ない
(上の人間がどんどん給料貰えて、下の人間は給料が上がらない仕組み)
さらに場合によっては賞与20%カットという懲罰並のルール
(もちろんランク下の人間がそうなる仕組み)
・プロフェッショナルとはとかいうよくあるキモいルール

こんな感じです。
簡単に言えば「富む者は更に富み、貧しき者はさらに貧しくなる仕組み」です。

もしかすると漫画内で説明するかもしれません。

 

おわり。